
応募総数
1,711通

最優秀賞
焼き林檎 様
●保険名 甥姪安心保険
●保険の内容
一昨年、叔母が亡くなりました。
結婚していましたが、旦那さんはすでに亡くなっていて子供がいなかったため、最後は独り身でした。姪である私が生前から面倒を見て死後の手続きをしましたが、法定相続人ではなかったので、諸々手続きが大変でした。
これからの時代、独身・子なし夫婦も増え、法定相続人以外の甥姪が相続するパターンも増えると思います。甥姪などに相続させたい人のための保険があればいいと思いました。
まずは手続きに必要なお金。銀行などはお金の受け取りに時間がかかりますが、保険は受取人さえ指定しておけばお金の受取が早く、大変助かりました。葬儀代・埋葬代・自宅の固定資産税・相続に関する税理士代・司法書士代・相続税などなどの支払い。
叔母はその分も含めしっかり残してくれて大変助かりました。
事前に保険で積立をし、受取人を指定。自分の死後スムーズにやるべき事ができる保険があるといいなと思いました。
●選評
・遺族であっても葬式や相続は大変で、ましてや甥姪となると中々手続きが進まないと思います。こんな保険が
あったらいいなと思いました。
・実際に甥っ子さんからの保険金請求を対応した経験があり。今は相続人の相続放棄が多くなる中、しっかりと
最後まで対応してくれる甥っ子・姪っ子の力になればいいと感じた。
・確かに今後は直系親族以外が相続するということが多く想定されると思います。私にはなかった視点なので
なるほどと思いました。
・相続における「手続きの現実的な負担」や、法定相続人ではない甥・姪などが担う実務負担に着目している点が、
増加する子なし・独身高齢者という社会変化を的確に捉えていると感じた。受取人を指定することで、迷わず行動
できるという点も含め、「お金」と「手続き」をセットで支える発想は新鮮に感じた。あわせて、法定相続人以外
が受取人となる場合の手続きガイドなどの付帯サービスを設けることで、より安心感のある商品になると考えられ
る。
・まさに独身・子なし夫婦が増え、甥姪に相続させたい人が増えるとおもいました。
・お一人様や子供のいない夫婦が増え、死後の手続きを甥や姪に託すケースが増えています。そのようなケースの
場合、受取人を甥や姪にすることで亡くなった直後にかかる費用を立て替えずにすみますし、対象者が多い点も
保険に向くと思いました。
・「おひとりさま」が世間に定着している中、おい・めいが相続に関わるケースは増加中。お葬式保険・葬儀保険で
定型プランを発売可では。
●受賞のコメント
この度は、最優秀賞に選定して頂きありがとうございます。とても嬉しく思います。
今回受賞した「甥姪安心保険」は、私自身が「姪」と言う立場での相続を経験し、法的書類手続きの大変さと、
逆にすぐに手続き出来た保険に助けられた事から思いついた保険でした。
今の時代、あらゆる理由から結婚しない・子供を持たないといった選択をする人が増える中、甥や姪という法定
相続人以外の親族に頼るケースはこれから増えていくと感じています。
受取人を指名する事で、どこより早くお金を受け取れる保険商品の元々のメリットを生かしつつ、法定相続人
以外が相続するための手続きの一歩をサポートしてもらえる保険があれば、双方の安心に繋がる商品になると
思い応募しました。
私の経験が今後誰かの役に立つ保険サービスに繋がっていけたら、嬉しく思います。
この度は本当にありがとうございました。
優秀賞

めぶよん 様
●保険名 保育園「洗礼」保険
●保険の内容
保育園入園後にほとんど全ての家庭が経験する、子どもから親への連続的な体調不良(いわゆる“保育園の洗礼”)による負担を軽減する保険。
入園後数週間〜数か月の間に
・子どもが発熱、感染症を繰り返す
・看病した親も体調を崩す
・仕事を休めず生活が回らなくなる
保証内容は
・病児保育・ベビーシッター利用補助
・家事代行・宅配食サービス費用補助
医療保険だけではカバーできない生活の不安を補完できる保険があればいいなと思い、案を出してみました。
●選評
・個々の補償内容は既存の疾病付き保険にも存在し十分実現可能な保険だが、子どもから親への連続的な体調不良と
いう事象を包括的に補償する保険というのは着眼点として面白い。ネーミングも経験者にはわかるし、未経験者に
も「何これ?」と関心を惹き話題を呼びそう。
・少子化に加え、核家族化・近隣との関係の気薄化で子育てが大変な時代、お母さんを助けるいい保険だと思いま
す。
・ニーズがありそうなのに、これまでなかった分野というのが興味深く、保険の名前もユニークでいい。
・親子の日常に起こりがちな出来事に目を向け、母親であれば多くが経験する「保育園の洗礼」と名前を付けた点が
印象的である。子どもの体調不良が続き、看病する親の体調や生活にも影響が及ぶ中で、その負担を保険として支
える発想は新しく感じた。病児保育や家事代行などを利用する際の支援を通じて不安を和らげる点も現実的で、特
にシングルマザー家庭など支援が求められる世帯にも配慮していると感じた。(南)
・専業主婦世帯よりも共働き夫婦世帯が主流な中、保育園の利用はスタンダードだが、「洗礼」は多くの父母が危機
感を持っているため。(竹下)
わいわい野郎 様
●保険名 降雨コールド保険
●保険の内容
私は野球ファンである。特にヤクルトを応援している。神宮球場に足を運んで美味しいビールを飲みながら観戦している。ただ、ドーム球場ではないので試合は天候に大いに左右される。そこで、5階裏終了時点で降雨により中止した時で規定に該当した場合、降雨コールド試合となる。試合は成立しているのでチケット代の払い戻しはない。つまり、観客は少なくとも9回まで観戦できるチケットを買っているわけで、6回から9回までの楽しみがなくなったわけであるから、その損失を保険で補填してもらいたいという発想である
●選評
・スポーツ観戦のがっかり体験をカバーするという実感のこもった良いアイデア。5回コールドの場合試合成立して
おりチケット代の払い戻しが無いというルールを保険設計に活かしており、実損が比較的具体化されている点
(6~9回の機会損失)が秀逸。他のスポーツ観戦(サッカーなど)に応用できる可能性も感じる。
・こよなくスポーツ観戦を楽しむ方へ、消化不良を発散させるいい保険だと思いました。保険金でみんなで飲みに行
きその日の試合の話をして鬱憤を晴らしましょう。
・天候不良かつ試合成立を条件としており保険らしいアイデアと思いました。自己負担額ありの縮小填補(50%と
か)だと面白いなと思いました
・予期せぬ事態(天候)に備える、というのが保険の仕組みと一番マッチしていると感じた。保険の名前もシンプル
なのがいい。
・雨天コールドは本当に悲しくなります。5回までのテンションの高さが急降下になり、何とも言えない気持ちは非
常によくわかるので、“せめて”の保険は救われるように感じました。

佳作
こつぼ 様
●保険名 デジタルタトゥー救済保険
●保険の内容
インターネット上に一度拡散された情報は、完全に消去することが極めて困難な「デジタルタトゥー」として、個人の就職、結婚、日常生活に深刻な不利益をもたらします。本保険は、リベンジポルノや悪意ある切り抜き動画、誹謗中傷など、本人の意思に反して拡散された画像・動画による被害から加入者を守るための専用保険です。
主な補償内容:
①削除要請費用: 専門業者や弁護士を通じた、各プラットフォームへの投稿削除要請にかかる実費を補償。
②法的相談費用: 加害者の特定(発信者情報開示請求)や、損害賠償請求に向けた弁護士相談料をカバー。
③メンタルケア支援: 風評被害による精神的苦痛を和らげるための、カウンセリング受診費用の提供。
「消したくても消せない」という絶望に対し、経済的なハードルを下げ、専門家の知見を迅速に提供することで、
被害者のプライバシーと未来を守る「デジタルの護身術」としての普及を目指します。
●選評
・ユニークな内容、実現性は満たしている。デジタルタトゥーを消したいという人は一定数いると思うのでニーズはあると思うわれる。(妹尾)
・デジタル関係の中でも、個人としての被害では最も深刻なものであり、社会的な意義が大きく、話題性もある。(中村)
・出展者のコメントにもある通り、当事者にとって極めて深刻な問題に真正面から向き合った意欲的な商品です。
インターネット上の情報が半永久的に残り、個人の生活やキャリアに長期的な影響を与える“デジタルタトゥー”
の問題は、今後さらに加速度的に増加することが容易に想像されます。今回の応募作品の中でも、AIやインター
ネット起因のトラブルを補償対象とする商品が多く見受けられましたが、本商品はその中でも特に課題設定が
明確で、社会的ニーズにも的確に応えた斬新な取り組みだと評価できます。デジタル社会における新たなリスク
に対し、保険が果たすべき役割を再定義する意義深い提案だと感じました。
・インターネット上に拡散した情報を全て消去することは素人には難しい。完全消去や弁護士相談ができると安心で
きると考えたため。
・インターネット上の情報が「デジタルタトゥー」として残り続ける現代において、本人の意思に反して拡散された
画像や動画の被害に特化している点が、時代性を感じさせる保険である。削除要請や法的相談、メンタルケアまで
専門家の支援を迅速に受けられる設計は、被害直後の混乱や不安を和らげる効果が期待できる。一方で、炎上後の
駆け込み加入といった逆選択への配慮が、商品設計上の検討課題になると感じた。
転ばぬ先のなんとやら 様
●保険名 ペットの「あと頼みます」保険
●保険の内容
高齢化社会において、「寂しいからペットを飼いたいが、自分に万が一のことがあった時にペットが路頭に迷うのが怖くて飼えない」という高齢者が増えています。また、急な入院が必要になった際、ペットの世話をする人がいないために治療を拒否したり、退院を無理に早めたりするケースも介護現場では見受けられます。
この保険は、飼い主(特に独居高齢者)に「入院」「入所」「死亡」などの事態が発生した際に、ペットの生活を守るための保険です。
・一時預かり補償
・終生飼育譲渡サポート:飼い主が亡くなったり、施設入所で飼育困難になった場合、次の里親探しの活動費や、
老犬・老猫ホームへの入居一時金を補償します。
・見守り付帯サービス
「自分の死後、ペットはどうなるのか」という最大の不安を取り除くことで、高齢者の生活に張り合いを持たせ、
アニマルセラピー効果による健康寿命の延伸にも寄与します。
●選評
・「寂しいからペットを飼いたいが万一の場合ペットが路頭に迷うのが怖い」高齢者に対して保険の力でサポート
するという、高齢者のWell-beingに資する保険。高齢者の一人暮らし×ペットの課題は今後増加すると考えら
れ、社会課題解決の観点からも実現して欲しい。
・ユニークな内容、社会的ニーズ、実現性のいずれも満たしている。高齢化社会において、現在実際起きている問題
の解決につながる保険だと思われる。
・社会的ニーズが高まっている領域を的確に捉えており、今後の市場性も期待できる点を評価しています。
・ペットや飼主の方々にどうお役に立てるかについて、多様な視点から提案されている点が素晴らしいと思います。
なお 様
●保険名 ふるさと祭り・再興エール保険
●保険の内容
気候変動による猛暑や豪雨で、地域の伝統行事や花火大会の中止が相次いでいます。この保険は、主催者の損害だけでなく、イベント中止によって打撃を受ける「周辺の商店街や飲食店、宿泊施設」の損失を補償対象とする斬新な仕組みです。 特定の気象条件(気温や雨量)をトリガーに、複雑な査定なしで迅速に見舞金を給付する「天候デリバティブ」の技術を活用しています。地域経済の柱である祭りが中止になっても、事業者が廃業せず翌年の開催を準備できる資金を確保することで、地方創生と伝統文化の継承という公益に寄与します。気象データと連動した明快な支払い基準により、極めて高い実現性を備えています。
●選評
・着眼点がユニーク、マーケットニーズ、商品化の実現性の3項目を充足。地方創生と伝統文化継承に寄与したいと
素直に思いました。
・インデックスで査定負荷が少ないのは利点と思います。中止ではなく天候が支払条件になる場合、悪天候でも開催
した場合の焼け太りのメンテは必要かと。
・近年、担い手不足で日本の伝統文化の維持が難しくなる中、地域の経済圏全体の保障で守っていくという視点が
よい。
・イベント中止によって打撃を受ける見えないニーズに着目された点がいいと思った。
